なぜ女性?

こんにちは、モカです。

先日、夫が勤め先で、私が担当している仕事(つまりWSSですね)について、同僚の方々と話をしたそうです。
その際、「女性女性って、なんか逆差別とも取られかねないんじゃない?」「今は結構、女性も働きやすいんじゃないの?」とのコメントがあったようです。
以前、友人にも似たようなことを言われたことがあります。

皆さんの中にも、同じように感る方がいらっしゃることと思います。

確かに、少子化対策も相伴い、女性を活躍しようという気運は年々増しています。
また、この10年、大学院に進学する女性割合も増加の一途とのことで、メーカー等の研究室には優秀な女性研究員、開発者が増えているとのことです。
政治や経済の表舞台に登場する女性も多く見受けられるようになりましたよね。
同じ女性としてうれしい限りです。

では、これだけ目立つようになってきたのに、なぜわざわざ「女性」なのか。

メディアにも多く取り上げられ、目立つのはまだまだ珍しいからです。
正規社員の女性比率は、色々な試算があるようですが2割程だそうで、GEMの指数も、他の先進国と比べ低いままです。

どこかの会社を訪問したとして、対応してくださる方が5人いたとします。
全員女性だったら皆さん驚かれるでしょう。
でも、全員男性でもだれも驚かないですよね。
それが、まだまだ世の中は男性社会であることを物語っていると思いませんか?

だからこそ、まだあえて「女性」という言葉が必要だと思っています。

ジェンダーに限らず、世の中には社会で活躍していく為のハンデを持った方が多くいます。
個人的には、すべての人が等しく活躍する機会を得られることを願いますが、そのためには、一番身近で、一番多い割合であるジェンダーの壁をまずは取り除く必要があると思っています。

これは、男性より女性が優秀だ、素晴らしいといっているわけではありません。
男性が男性らしい、女性が女性らしい発想や能力を生かすことで、初めて双方にとってよい関係がうまれ、よい世の中がうまれるのだと思っています。

そして、女性の皆さん、男性と変わりなく働くためには、力をつけなければなりません。
むしろ、今の世の中では、男性よりずっと努力をしなければ難しいことも少なくありません。
ただこれは、沢山の時間を割いてとにかくがむしゃらにということではなく、高い生産性を発揮できるよう、効率的に働くスキルや知識を身につけるということです。

時間に制約の多い女性にとっては必須となりますが、女性はこういうこと結構得意ですよね!

結婚、妊娠、出産、子育てと、女性にとっては特に転機となるイベントが沢山あり、その都度迷うことも多いと思いますが、「私は女性だからいいや」と理由にもしないで欲しいですし、あきらめないで欲しいとも思います。

もったいないですから。

迷う前に、一歩踏み出てみませんか。
継続は力なり。

そういう私も、常に蛇行しながら迷走してますのでご安心を^^

モカ

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